the exhibition in Tokyo 1

先週の大阪での某社の展示会に続き、今週は東京まで足を伸ばしてきました。
岬を越え

雲を越えて

まず向かった会場はココ。

アウトドア用品の輸入代理店としては超大手のロストアロー。
来季に向けての受注展示会です。
クライミング用品はもちろん、アウトドアフリークの心をくすぐるアイテムがドサッと揃っていました。





ご存じスカルパ。

上は、既にその姿を見られている方もおられるとは思いますが、『インスティンクトVS』。
インスティンクトS、インスティンクトPと続いた、インスティンクト三部作の最終兵器。
お待たせしました、ついに9月に入荷となります。
過去二作からフィードバックされたものがこのモデルに注ぎ込まれており、力の逃げを防ぎトゥフックを安定させる大型のアッパーラバー、足の自由度を高めるセパレートパターンのソール、全方位のヒールフックを可能にする全体がラバーに覆われたヒール、そしてそのヒールをより安定させる一本締めベルクロなど、まさに最強のインスティンクトと呼べる仕上がりようです。
ワールドカップでもこのシューズを見ることが増えましたね。
K川さん、お楽しみに。
そして下の緑色のスリッパも新作『ベイパーS』。
これはM岡夫人がフランスで買った物のスリッパバージョンですね。
インスティンクトS以上にくせのない作りで、カスタム用としても使えそうな感じです。
そして、攻撃的スリッパ『スティックス』がマイナーチェンジ。

正直なところ、現行モデルはスリッパタイプにしてはボテッとした感覚があって、ちょっと?な感じだったのですが、このマイナーチェンジ版は、アッパーのラバー変更、ターンインをややマイルドにするなどの改良が加えられ、かなり軽快に仕上げられています。
実際履いて少し登らせていただきましたが、余分な角がとれたという感じで好印象でした。
こちらは来春以降の入荷となります。
スカルパのシューズは全体的に造りががっしりしたものが多く、これはともすれば好みが分かれるところでもありました。
しかし、このスティックスといい、先のベイパーSといい、軽快なモデルのラインナップも増やしてかなり広い範囲のニーズをカバーできるようになってきており、今後の展開も非常に期待できそうです。
アプローチシューズ、『モジト』『モジト ミッド』。豊富なカラーラインナップ。選ぶ楽しさって大事です。

そして、ロストアローが扱うもうひとつのシューズブランド、スペイン発、ボリエール。

国内では最近あまり元気がない印象がぬぐえなかった同メーカーですが、S社のソ〇〇〇〇〇ンのような一体成型されたヒールカップや超立体シャンクなど、今を感じさせる機能を盛り込んだラインナップをそろえてきていました。
サトリ

ダーマ(ダルマ)

マルドゥク

少し前に出た『キンタロー』もそうでしたが、ネーミングに東洋の匂い。
もっともボリエールのこういったネーミングセンスは今に始まったことではなく、古くはその時代に一世を風靡した名作スリッパ『ニンジャ』で既にその片鱗が見てとれたり…
ボリエールのシューズは非常に足入れが良いので、アルパイン等にもおススメできますよ、T尾さん。
ホールドも。アメリカ発、『e-grip』。



シェイパーのひとりは彫刻家でもあるらしく、随所にそのセンスを感じ取ることができます。
こちらは既にプレオーダーしているので、次回のホールド替えで壁を彩ってくれることと思います。
…さて、他にも回ってきたところがあるのですが、それはまた日を改めてということで/~

お留守番

- 関連記事
-
- the exhibition in Tokyo 2 (2013/07/30)
- the exhibition in Tokyo 1 (2013/07/27)
- 展示会 (2012/09/08)