来年の西に向け…

2013年初の週末、東京は東久留米で行われた日本選手権に行ってきました。
正月明けという異例の時期に開催された同大会。今年はここで国体が開催されます。

この大会には視覚障害部門も設けられており、今回高知からはM岡夫妻、N越君の三人の選手がエントリー。
今回の視覚障害部門のオブザベーション(事前のルート観察)では、今までのような、立体的なルート図を触って行うやり方から、口頭でルートの情報を録音したICレコーダーが選手に渡され、それをオブザベーションの材料とする方式へと変更がありました。
触地図では、ルート全体のイメージはつきやすいが、実際のホールド間の距離はわかりにくい。
今回の聴覚を利用した方法は、実際に参加した選手からは好評だったようです。
予選決勝方式で行われ、予選は三人とも危なげなく完登。



特にM岡正人さんのルートの読みは誰よりも素晴らしかったです。
翌日の決勝では、NPO法人モンキーマジックの小林さんが、世界選手権覇者の会田君を僅差で下し、優勝。

そして、なんとN越君が3位に!!

右のヒールに気付いていれば優勝争いにも食い込んだかも…。
優勝者にはトロフィーが、また上位6名には賞品が手渡されました。
そしてM岡ミカさんは、女子部門での優勝者となりました。
今年の11月、そして来年が楽しみですね。
