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2012-11

Day3-Ⅰ

明日は9時開場。


8時には行っとくかな。
(11月3日のentryより)






甘かったです。




それなりに認知されるようになったとはいえ、国内ではまだマイナーの域を脱していないスポーツ。





が…




やはりワールドカップです。






8時前。
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それでも30分ほどしたら後方にさらに長蛇の列ができており、まだマシだったんだなと実感。




MAMMUT』の巨大マスコットが選手、観客を出迎えます。
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闘いを前にくつろぐフランスチーム。
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予定より少し遅れたものの、9時すぎ開場。


足早に館内へ。なんとか前から3列目をゲット!!
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ライティングのせいか、昨日よりも威圧感を増しているウォール。
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その基部ではスタッフたちが打ち合わせ。
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さて、準決勝からは、予選のフラッシング方式と違い、オンサイト方式というものが採用されます。


トライが1回のみという点は同じですが、オンサイト方式では、他人の登りを見ることは許されません



オブザベーションは、開始前に選手一斉にその時間が与えられます。


オブザベーションが終わると、選手はアイソレーションエリアへ移動し、文字通り隔離状態となります。


自分の順番が来るまでは、会場へと入ることはできません。



この方式、フラッシング方式に比べると運営、進行に手間がかかり、時間が押してしまうことも多々あるのですが、選手が各々、一からクライミングを組み立てていくという意味で、真の力が問われる方式と言えます。






さぁ、そのオブザベーションが男女一斉に始まりました。制限時間は6分です。



右は男子ルート。
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左が女子ルートです。
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上部の見えづらい箇所は双眼鏡を使い
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実際に手を動かして手順を追い、イメージするクライミングを頭に焼き付けます。
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オブザベーション終了。


選手にとっては、あっという間の時間です。






競技方式とともに予選とがらりと変わるのは、その演出。




場内は暗転し、壁がライトアップされます。
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そして、DJチーム『JAZZY SPORT』の音楽がさらに場内を盛り上げる中、準決勝開始です。
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女子一番手は、隣国台湾より単身参戦のリー・ハンィン選手。
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競技は、前のラウンドで成績が悪かった選手から順番に行われるのですが、リー選手は安定したクライミングでスイスイ高度を稼いでいきます。




中間を越えたハリボテからカチ取りのところで落ちましたが、なかなかの高度でした。
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当然、ルートは予選よりも厳しく設定されており、次々と登場する選手たちを苦しめます。



渡辺数馬選手
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イタリア、ステファノ・ジソルフィ選手。上の黄色の巨大ホールドまで到達するも次で力尽きてしまいます。
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2010年ジュニアオリンピックチャンピオン、竹内彩佳選手。
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Atrixこと安田あとり選手
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韓国、キム・ジャビー選手。
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小林由佳選手。
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今大会、あまり調子が良くないようです。上部間近まで迫るも途中足が外れてしまい、そのままフォール。
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男子。なかなか上部をうかがえる選手が出ない中、松島暁人選手登場。
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多くの選手を振るい落とした箇所を越え、2つの球体ハリボテへと手を伸ばします。
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そしてそのハリボテにヒールフックしてさらなる上部へと。
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カンテ(壁側面)のホールドにトゥフックしながらクロスムーブ。
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残念ながらここで力尽きてしまいましたが、抜群のパフォーマンスに会場は沸き立ちます。
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世界が注目するユース、是永敬一郎選手。今年のジュニアオリンピックチャンピオンです。
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大人顔負けの健闘に惜しみない拍手が送られます。
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榊原祐子選手。絶やさない笑顔は、かつてのフランスのトップクライマー、リブ・サンゾを思わせます。
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オランダのイケメンクライマー、ヨルグ・ヴェルホーヴェン選手。2008年ワールドチャンピオンです。
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ハリボテにダブルヒールという離れ技!!
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松島選手とは少し違ったクロスムーブで突破を試みるも同高度となりました。
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尾上彩選手。
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ユースながら大人の大会での優勝経験もある彼女。
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完登こそなりませんでしたが、堅実な登りできっちりと高度を稼ぎました。
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太田理裟選手。
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今年のジュニアオリンピックチャンピオン。上位が期待されます。左はフランス、ドメン・スコフィック選手。
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上部のピンクホールド直下まで達し、その時点での日本人最高到達点をマーク。
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アジアの小さな巨人、韓国、ミン・ヒュンビン選手。
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足が切れてもがっちりとスィングコントロール。
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クロスムーブも上手くこなし、緑ハリボテに。
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ハリボテ下のアンダーホールドもしっかりキャッチし、そのままその時点での最高到達点をマークします。
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ルックスはまさにフランス人形。エレネ・ジャニコ選手。
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上部直下で足ブラになるもうまく立て直し、上部へと迫ります。
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ハリボテ付近で惜しくもフォール。
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同じくフランス、シャーロット・デュリフ選手。絶妙のレスティング。
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向こう数日は、N々下きんに君がこのムーブをジムでひたすらトレースしてくれると思いますw






女子で一気に沸かせてくれたのが、ロシア、ディナラ・ファクリディノワ選手。
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今まで誰もたどり着けなかった上部ハリボテ帯を越え…
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そのまま完登…と思われたが…
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なんと最終ホールドを掴み切れずフォール!!
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俄然、後続の選手の完登に期待がかかります。






そんな中登場したオーストリアの女帝、ヨハンナ・エルンスト選手。
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シャーロット同様、巧みなレスティング。長いルートでは要所要所でのレストが成否を分けます。
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上部ハリボテでも余裕を持ってレストし…
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ディナラ選手が取り損ねた最終ホールドもしっかりキャッチ。
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完登!!
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とどろく歓声が、待機する後続の選手にプレッシャーをかけていきます。





スロベニア、ミナ・マルコビッチ選手。
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予選同様、安定感のある登りで上部をうかがいますが
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ここでフォール!!
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タカヒサ・ロスコットの心の師、ノルウェー、マグナス・ミトボ選手。
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Got it!!
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オーストリア、ヤコブ・シューベルト選手。完登してライバルの安間選手にプレッシャーを与えられるか。
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若いとはいえもはや大御所。しっかりとレスト。
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そしてハリボテも越え
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終了ホールド手前の黄色ホールドを保持。
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そこでフォールし完登は逃しましたが、ミン、そしてマグナス選手の高度を越えます。
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カナダ、ショーン・マッコール選手。ヒール&トゥで巧みなレスティング。
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狙うは最後の緑ホールド。
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しかし、ハリボテからのアンダー寄せで吹っ飛んでしまいます。
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このハリボテのアンダーホールドへの寄せ、かなり悪いことがうかがえます。


上部に到達した選手の多くが苦戦しています。






そして女子はこの人。



来ました、野口啓代選手。
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長い手足を生かし、どんどん高度を上げていきます。
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ピンクホールドでしっかりレストしたのち
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突入していきます。
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しかし、


ハリボテ直下のホールドがとりきれず、そこで足を外してフォール。
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クライマックスに差し掛かりつつあります。スロベニア、マヤ・ビドマー選手。
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それとほぼ時を同じくして登場、ラモン・ジュリアン・プッチブランカ選手 from スペイン。
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ハング入口のハリボテ帯。身長のある選手でも足がきれてしまう中、非常に安定して越えていきます。
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ほぼ同高度の2人。
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ラモン選手。もはや落ちるわけがないという空気の中、多くの選手を退けたホールドも手中にし
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そしてそこから右足を上げ、基本のカウンターバランス。
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キター!!
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…強すぎる。
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そしてマヤ選手。最後のハリボテも越え
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膝を落として安定させ、終了点手前のホールドへ
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これも取った!!
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そのまま吸い込まれるように…
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完登。
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予選と違ってうれしそうな表情が。
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両者完登により高まった熱気に押されるようにして、日の丸を背負った二人の選手が登場します。






男子。安間佐千選手。
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女子。小田桃花選手。
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両選手とも準決勝を1位で終えるためには完登しかありません。




小田桃花選手。
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安間佐千選手。
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あっという間に上部に到達。
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二人ともレスト体勢、
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のち突入。
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まず安間佐千選手。ハリボテキャッチ。
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そこからアンダーホールドをとり
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体を切り返す。
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とった!!
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もう一丁!!
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が、惜しくも…
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そして小田桃花選手。野口選手が到達できなかった最後のハリボテ帯に到達。落ち着いてレスト。
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目指すは完登のみ。
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しっかり右足で乗り込み…
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終了点キャッチ!!
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しかし、無情にも…
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二人とも完登はならず。



男子は安間佐千選手を最後に競技終了し、残すは女子のあの選手ひとりのみ。








そう。




韓国、キム・ジャイン選手。
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同じ韓国のミン・ヒュンビン選手同様、非常に体が強い。しっかりとコントロールし
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振り子のように
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方向転換。
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上部のピンクホールドでレスト。柔軟性も相当なものです。
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そしてさらなる高みを目指します。
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ハリボテのキャッチの瞬間に足が離れてしまいますが、肩を入れてしっかり耐えます。
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そして誰よりも安定して…
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終了ホールドへ。先の完登者のように足が離れません。
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決めてくれました!!
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まるで彼女のために整えられたような舞台。


その舞台での完璧かつ美麗な演武を堪能できました。








これで準決勝は終了。



男女、リザルトは以下のようになりました。
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右から二番目の項目『Height』が成績の基準となる到達高度です。


到達高度は数字で表されます。完登は『TOP』。



数字の隣の『+』は、そのホールドを保持し、次のホールドに対して有効な動きができた場合、加算されます。


同じ数字なら当然『+』の方が成績は上となります。



同じ高度なのに順位が違っていたりするのは、同じ高度の場合は前ラウンドの成績が加味されるからです。



言わずもがな決勝進出者は、太線より上の上位8名です。








さて、ここから昼休憩をはさみます。


観てシャッターを押して叫んでただけなのに腹が減った…。






お昼を買いに行こうと席を立とうとしたとき、ふと目に入ったものがありました。








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しゃがみ込んで何かに見入っている野口選手の姿。


傍らにいるのはお父さんでしょうか。




おそらくは先ほどの自分や他の選手のクライミングの映像。


準決勝の登りに納得いかないものもあったのかもしれません。




競技中に観客に見せていた笑顔とは対照的に、真剣に見入っている後ろ姿が非常に印象に残りました。






つづく


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