1週間いろいろ

先日、NHKのニュース番組の取材がありました。
アナウンサーの方、結構センスがよくてスルスル登られてましたね。
ありがとうございました。また登りに来てください。
そして、昨日は今年のえひめ国体の会場で行われたジャパンカップの観戦に行ってきました。

最近でこそ動画サイトやTV等でもこういった大会の映像は見れるようになりましたが、やはりその場で味わえるライブ感にはかないませんね。
スクール生の子供らも勉強になったかな。イメージングが大事だよ~。





ジムの経営者的には「このルート1本でいくらやろう?」的な見方もできておもしろい(?)のです。

楽しませていただきました。
そして、先週はNPO法人モンキーマジック代表であり、2014年、昨年のパラクライミング世界選手権チャンピオンともなった小林幸一郎さんがはるばる東京から久々に顔を見せてくれました。

ありがとうございました!! またのお越しを。

趣味だったり競技だったり。
リードだったりボルダリングだったり。
ジムだったり岩場だったり。
いろんな領域で楽しんだり追及できたりするのもクライミングの魅力の一つです。
インドアでのボルダリングに関して言えば、雨の多い梅雨にはピッタリですね。
初めての方でもお気軽にどうぞ~。
クライマー

日曜日は、滋賀の奥村晃史さんを招いてのジュニア強化指定選手らの講習でした。


お話の後半は、あなたたちにはまだ少し難しかったかな。
しかしそれこそ根っことして大事にしてほしいところでもあります。
最近スクールへの問い合わせが多くなりました。
体幹が鍛えられる。
イマジネーションが強化される。
集中力が身に付く。
こういったパフォーマンス的な側面が前面に出ることの多い最近のクライミング。
もちろんその効果は事実であろうし、それはクライミングのアピールポイントの一つでもあると思うのですが、それをとっかかりとして、さらにそこからクライミングのいろいろな側面に触れてほしいなと思います。
クライマーとしてどうあるべきか。
と考え始めたならあなたはクライマーです。
そして、その問いに自分なりの答えを見出していってもらえたらと。
まぁとりあえずは、どんどん「いろんな」クライミングに挑戦してみようね。
そんなこと考えてた矢先にコレ。こういうのを待っていた!!

完成≠ゴール

まった寒くなりましたね。
このまま冬ということでよろしいんでしょうか?
ここ最近の定休日は、施設や個人宅でのホールドセットが続きました。



自宅の新築の際にウォールを作るという方も最近は増えているみたいですね。
作ること自体に関しては初期投資は比較的低くてすむし、中にはクライミング経験はないけれど、目新しいオブジェとしての価値を見出して作る方もいるんだとか…。
クライマー的には、「ジムではできない自分だけのトレーニングのために」というのもあると思います。
ただ、自宅の壁はいつでもさわれるというお手軽感はあるものの、それだけにモチベーションを維持するのがけっこう大変です。
メインでさわるのは基本自分ひとりだしね。

なので、定期的にホールド替えたり、たまに仲間呼んでセッションしたり、いろいろと刺激を取り入れましょう。
「クライミング未経験だけどとりあえず作った」という方はまずはジム行きましょう(笑)。
作ってからがスタートですよ。
学生時代につくった部室の壁が、いまだに使われているのは喜ばしい限りです。

別に思いつきだけで企画したわけではないですが・・・

シケシケの天気が続きますが、少しずつ夏の足音も聞こえてきているようです。
この時期はなかなか屋外に出にくいこともあって、屋内で楽しめるものとしてココでのボルダリングが選択肢に上がるそうで、週末はお子さん含めけっこう初めての方たちでにぎわっています。


さて、お知らせのとっかかりとして初心者ネタから。
初めての方にはまず軽いインストラクションののち、自由に登っていただいております。
その後、終わって帰られる際に高確率で聞く言葉がありまして・・・。
それについて、最近拝見したとあるブログで、クライミングジムあるある的に非常に共感できる部分がありました。
一部抜粋…m(__)m
クライミングジムに初めて来た人の76%が口にする言葉がある(mickipedia調べより)
「握力が足りないです。筋トレしてからまた出直します!」
このセリフに対して返し方は色々あると思うが、よくあるものとしては
「クライミングでは握力は関係ないです。身体の動かし方が大事なんですよ!」
「握力が必要かはわかりませんが、たしかに指の力は大切ですね。でも初めの内はたくさん登ってクライミングの動きに慣れた方が良いですよ!」
「〇〇級以上はパワーも必要ですが、□□級くらいまでは必要ないですよ!たくさん登りましょう!」
などだろうか。
対して、サッカーを初めてやった人が
「足の筋肉が足りないです。スクワットしてから出直します!」
とはおそらくほとんど言わないだろう。
サッカーが初めての人であっても、筋肉以上にボールの蹴り方とかポジションの取り方とかがわかっていないから自分は下手くそなのだと直感的にわかるスポーツなのだ。
しかし、クライミングというものは不思議なもので、こと初心者からは(指も含めた)筋肉がものをいうスポーツだと思われがちなのである。
今まで何度となく初めての方に口にしていたことがほぼそのまんま載ってました(笑)。
実際、自分も始めたころはそう感じていたし、たいていの方が最初そういった先入観を持ち、そしてその先入観のままに登ってしまうことで陥りやすくなる感覚なのかなと思ったりします。
そして、ちょい関連してもうひとつ。
一昔前のとある雑誌より。
フリークライミングというものは言うまでもないが、身軽さが信条である。ゆえに一般社会では存在感のない、妙にヒョロヒョロ、ナヨナヨした一見軟弱男がハバをきかせている、見方によってはイジョーな世界である。
ところが世間のひとは岩登りをやる男といえば、がっちりとした体と、日焼けした顔に笑顔が似合うなんてのを想像していたりして、ましてフリークライミングともなれば、片腕懸垂はあたりまえ、オーバーハングを指一本で登り、片手でリンゴをしぼってジュースにしてしまうほどのパワーを誰もが持っているとの過大評価をしているのだ。
・・・ま、これはちょっとネタっぽい書き方ですけどね。
最近は課題、ルートのタイプの流行りもあるせいか結構ガッチリ系のクライマーも多いし、かと思えば細身のクライマーがメディアに露出したりもしているので、さすがにここまでのような極端な見られ方はされなくなりました(・・・と思います)が、やはり若干のイメージ的なギャップを時として感じることは否めません。
そして、こういった身体的なものに限らず、クライミングという遊びはいろいろとジャンルも幅広く、それなりの経験者でも「他のジャンルはわかりません」という場合はけっこう多いし、また最近では特定のジャンルが脚光を浴びるようになったことで人口も増え、それゆえの誤解もちらほらあったりで、たまにこちらからすればちょっと苦笑い的な質問を受けることも。
でも理解されるためには、良くも悪くも知られるということが大事なんですよね。
というわけで、論より証拠、百聞は一登に如かず。
実際に体験を通して、より知っていただきましょう。
クライミング体験会
in 本山町 吉野クライミングセンター
~自分の限界に挑戦! 15mの壁を登ってみよう!!~


日時:7月24日(日)9:00~12:00
場所:吉野クライミングセンター
参加費:3500円(施設使用料、道具レンタル料、保険代を含みます)
対象年齢:6歳以上(こども、おとなは問いません)
申し込み締め切り:7月14日(木)
場所は当店ではありません。吉野クライミングセンターです。
また、挑戦するクライミングもボルダリングではなく、ロープで確保して15mの壁を登るトップロープクライミング。
普段ではまず味わえない感覚。最上部まで行けたら気持ちいいですよ。
詳細はコチラまで → 088-855-7320
(クライミングジム&ショップ ストーンラブ)
※受け付けは、営業時間内のみです。
未知との遭遇。お楽しみに!!
