最終戦
29日。
本年の最終営業日。
そして月イチコンペの最終戦の開催日。
オープンクラスは、現時点で既に年間優勝が決定している体は草食、心は肉食のデイブK松が、前傾壁の荒ぶる野獣ことニコルI佐にどこまで食い下がれるか。
ビギナークラスは、夜の帝王N口氏の息子こと若干9歳のK生と、最近TEAM5.10をGETして調子もうなぎ登り、今年でビギナー卒業が噂されるG本女史の年間優勝をかけた一騎打ち。
これらに注目が集まりました(…と思います)。
ちなみにこの時点でK生561ポイント。G本女史542ポイント。
かなりの接戦です。
しかし、G本女史は今回優勝か、K生より二つ以上順位が上でないと年間優勝を奪えません。
さて、今回の課題は、なかなかこちらが他のことで慌ただしかったことと、またバリエーションを豊富に揃えることも狙い、以下の方にお願いしました。
留まることを知らない開拓精神で近年登りにますます磨きがかかる黒潮氏。
なかなか下の名前を覚えてもらえない日ノ御子御庭番衆最強の男。マッドロッカーW辺。
仕事に家庭に国体に開拓にと多忙ぶりでは五段クラスのY中氏。
体は肉食、心は草食。高知一ヤバい腹筋を持つ男。タカヒサ・ロスコット。
それぞれの味が出た課題構成となりました。
数は今回ちょっと多め。16課題。
若干タイプが被るのもありましたが、そこはご愛嬌m(__)m
開始前に埼玉のジム『BASE CAMP』勤務のMさんも加わって、オープンクラスはかなり賑やかな戦いとなりました。
今回も記録とジャッジに追われてあまりイイ写真はありませんが…







さて、結果は
オープンクラス
1位:ニコルI佐
2位:デイブK松
3位:サスケ
いきなり13課題目の一撃で流れを持っていったニコル。流石。
そして…
オープンクラス年間ランク
1位:デイブK松
2位:ニコルI佐
3位:N々下きんに君
1位の彼は、高校の頃にかじったことがあったとはいえ、実質的にはクライミング歴は去年から。
今年秋ごろからそのポテンシャルをいかんなく発揮し始め、岩場デビューでいきなり1級を一撃するなどのブレイクぶり。
地道な努力に裏打ちされた身体能力の高さもさることながら、しっかりと観察し、じっくりと考えた上で動きをこなす。
こういうクライミングの知的な部分を理解しているからこその成長でもあるなと感じました。
さて、ビギナーは…
1位:K平氏
2位:G本女史
3位:K生
3位:ウイティ・ブラウン
6課題目の成否が明暗を分けました。
K平氏一撃。G本女史ボーナスのみ。
ということは…
ビギナー年間ランク
1位:K生(626ポイント)
2位:G本女史(622ポイント)
3位:ウイティ・ブラウン(524ポイント)
その差たった4ポイントw(゚o゚)w
年間ランカーたち

お疲れ様でしたm(__)m
終了後はそのまま忘年会。

お約束。

いろいろ不備はあったとは思いますが、一年間参加していただいてありがとうございました。
来年はもう少し練りますよ。
・・・に向けて。
本年の最終営業日。
そして月イチコンペの最終戦の開催日。
オープンクラスは、現時点で既に年間優勝が決定している体は草食、心は肉食のデイブK松が、前傾壁の荒ぶる野獣ことニコルI佐にどこまで食い下がれるか。
ビギナークラスは、夜の帝王N口氏の息子こと若干9歳のK生と、最近TEAM5.10をGETして調子もうなぎ登り、今年でビギナー卒業が噂されるG本女史の年間優勝をかけた一騎打ち。
これらに注目が集まりました(…と思います)。
ちなみにこの時点でK生561ポイント。G本女史542ポイント。
かなりの接戦です。
しかし、G本女史は今回優勝か、K生より二つ以上順位が上でないと年間優勝を奪えません。
さて、今回の課題は、なかなかこちらが他のことで慌ただしかったことと、またバリエーションを豊富に揃えることも狙い、以下の方にお願いしました。
留まることを知らない開拓精神で近年登りにますます磨きがかかる黒潮氏。
なかなか下の名前を覚えてもらえない日ノ御子御庭番衆最強の男。マッドロッカーW辺。
仕事に家庭に国体に開拓にと多忙ぶりでは五段クラスのY中氏。
体は肉食、心は草食。高知一ヤバい腹筋を持つ男。タカヒサ・ロスコット。
それぞれの味が出た課題構成となりました。
数は今回ちょっと多め。16課題。
若干タイプが被るのもありましたが、そこはご愛嬌m(__)m
開始前に埼玉のジム『BASE CAMP』勤務のMさんも加わって、オープンクラスはかなり賑やかな戦いとなりました。
今回も記録とジャッジに追われてあまりイイ写真はありませんが…







さて、結果は
オープンクラス
1位:ニコルI佐
2位:デイブK松
3位:サスケ
いきなり13課題目の一撃で流れを持っていったニコル。流石。
そして…
オープンクラス年間ランク
1位:デイブK松
2位:ニコルI佐
3位:N々下きんに君
1位の彼は、高校の頃にかじったことがあったとはいえ、実質的にはクライミング歴は去年から。
今年秋ごろからそのポテンシャルをいかんなく発揮し始め、岩場デビューでいきなり1級を一撃するなどのブレイクぶり。
地道な努力に裏打ちされた身体能力の高さもさることながら、しっかりと観察し、じっくりと考えた上で動きをこなす。
こういうクライミングの知的な部分を理解しているからこその成長でもあるなと感じました。
さて、ビギナーは…
1位:K平氏
2位:G本女史
3位:K生
3位:ウイティ・ブラウン
6課題目の成否が明暗を分けました。
K平氏一撃。G本女史ボーナスのみ。
ということは…
ビギナー年間ランク
1位:K生(626ポイント)
2位:G本女史(622ポイント)
3位:ウイティ・ブラウン(524ポイント)
その差たった4ポイントw(゚o゚)w
年間ランカーたち

お疲れ様でしたm(__)m
終了後はそのまま忘年会。

お約束。

いろいろ不備はあったとは思いますが、一年間参加していただいてありがとうございました。
来年はもう少し練りますよ。
・・・に向けて。
待たせたのにはわけがある
12月某日
F岡「やっとできたで。あとは印刷屋に頼むだけよ」
私「遂にできましたか。やりましたね」
F岡「で、11日あたりにここでお披露目兼ねた忘年会をやっときたいけんど」
私「じゃあ『ついでに』『ちょっとした』コンペでもやっときます?」
F岡「えぃね」
という軽いやりとりが交わされた約2週間前。
会話中にあった『印刷』の対象物とはコレのこと。

全ページフルカラー。いったいどれほどのクライマーがこの完成を待ち望んでいたことでしょう。
さて、コンペ。
準備期間もなかったので、コンペといっても頭にミニがつく内々でやるようなものをと思ってました。
しかし…
当初多くて20人いかんぐらいかな~と思っていたら、調子に乗ってお客さんを誘いすぎてしまい、その結果…
45人。
…やべぇ、絶対ぇひとりじゃ回せん。
課題設定はひとりでなんとかなるにしても、当日は無理じゃ。
というわけで当日は、Y中氏、T崎氏、もちろんF岡御大の助けを借りて無事開催となりました。
ルールは、課題10本のオープンセッション方式を採用(制限時間は1時間)。
それぞれの課題に難易度によって得点をつけ、1撃で登れば2倍、2撃以上で登れば通常、途中に設けたボーナスポイントまでのみの場合は半分とし、その合計得点を競う、しかし都度の結果に関しては自己申告に任せるというもの。
あまり厳正にして敷居を高くしたくはなかったので、かなりフランクな感じに行いました。
趣旨としては、コンペというのがどんなものなのか、まずは雰囲気を味わってもらうこと。
クラスはビギナー、オープン、そして視覚障碍者向けのブラインドのカテゴリーに分け、ブラインドに関しては晴眼者でもアイマスク着用で参加可としました。
入念にオブザベーション

女性の参加も目立ちました


はるばる奈良から飛び入り参加された方も

勝負シャツ

ビギナー、ブラインド両カテゴリーで参加したT村氏

狭!!

カッコえぇ~

ひと休みのち…

トライ

登る息子

見守る父親

奥村4:50

伝説のクライマー遂に復活!!!!


その契機となった愛娘

ビギナークラスでは、『孤高の人』ことI野文太郎氏が、最近めきめきと力をつけてきているA部さん、梅○さんを抑えて優勝。
右がI野氏。左がA部さん。

ブラインドクラスでは、先日行われた視覚障碍者クライミング世界選手権にも出場されたHさんが、3課題を1撃して優勝。
中央がHさん、左K平さん、右T村さん

Hさんの優勝は、アイマスクを付けて同カテゴリーに参加した晴眼者2人を抑えての結果でした。
NPO法人モンキーマジックの「No Sight But On Sight!」という言葉をまさに体現した結果と言えるでしょう。
ちなみにその世界選手権B3カテゴリーで見事2位入賞したM岡さんは、残念ながら今回は不参加でした。
M岡さんならおそらく晴眼のビギナーカテゴリーでも優勝を狙えたのではと思います。
真ん中がM岡夫妻

オープンクラスは、やはりニコルI佐が全課題1撃完登で圧倒。
この辺りは予想通りとして、それに続くキャノンボールN々下氏らも今まで以上に肉薄してきているのを感じました。
ちょっとなめて簡単にし過ぎたじゃろうか…。
ニコルI佐

キャノンボールN々下

ムーバーY内

さて、このオープンカテゴリーのみオンサイト方式で決勝を行いました。
決勝課題は本当は2本の予定だったのですが、時間の都合で1本に。
決勝進出者

決勝課題は160°壁のど真ん中を行く少し長めのルートチックの課題。
ルーフの抜け口辺りに少しひねりを加えました。
オブザベ中

アイソレーションにて

集合

さぁ行こうか


ラモン・ジュリアン・プッチU原

いいですなこの一体感

黒潮氏

これまた皆が予想外の大健闘。6人中4人がボーナスとってるし…。やっぱり甘く見すぎたわ。
ムーバーY内

キャノンボール改め野N下きんに君


フック技では定評のあるパギャナベ氏

けどお手上げ

優勝は、予選の強さそのままに終了点タッチまでに迫ったI佐氏の手に。

出し切った!!

とうちゃんかっこいい!!

集合Ⅱ

コンペ後は、そのまま忘年会に突入。藤岡御大から直々に日ノ御子ボルダーのトポが渡され、開宴となりました。





なにやら始まりました

マサズミーさん、出番ですよ


…とまぁ、半ば思いつきで企画したコンペ&忘年会で、いろいろと不備もあり、参加者の皆さんにはご迷惑をおかけしたとは思いますが、とりあえずは無事終えることができてホッとしています。
今回観戦だけだったけど出てみたいと思った方。観ておもしろい、出てさらにおもしろいのがコンペ。
来年からは定期的に(本当の)ミニコンペも開いていきますので、是非ご参加ください。
それではまた。

あ、日ノ御子ボルダーのトポ(ガイドブック)はこちらで販売してますよ。

F岡「やっとできたで。あとは印刷屋に頼むだけよ」
私「遂にできましたか。やりましたね」
F岡「で、11日あたりにここでお披露目兼ねた忘年会をやっときたいけんど」
私「じゃあ『ついでに』『ちょっとした』コンペでもやっときます?」
F岡「えぃね」
という軽いやりとりが交わされた約2週間前。
会話中にあった『印刷』の対象物とはコレのこと。

全ページフルカラー。いったいどれほどのクライマーがこの完成を待ち望んでいたことでしょう。
さて、コンペ。
準備期間もなかったので、コンペといっても頭にミニがつく内々でやるようなものをと思ってました。
しかし…
当初多くて20人いかんぐらいかな~と思っていたら、調子に乗ってお客さんを誘いすぎてしまい、その結果…
45人。
…やべぇ、絶対ぇひとりじゃ回せん。
課題設定はひとりでなんとかなるにしても、当日は無理じゃ。
というわけで当日は、Y中氏、T崎氏、もちろんF岡御大の助けを借りて無事開催となりました。
ルールは、課題10本のオープンセッション方式を採用(制限時間は1時間)。
それぞれの課題に難易度によって得点をつけ、1撃で登れば2倍、2撃以上で登れば通常、途中に設けたボーナスポイントまでのみの場合は半分とし、その合計得点を競う、しかし都度の結果に関しては自己申告に任せるというもの。
あまり厳正にして敷居を高くしたくはなかったので、かなりフランクな感じに行いました。
趣旨としては、コンペというのがどんなものなのか、まずは雰囲気を味わってもらうこと。
クラスはビギナー、オープン、そして視覚障碍者向けのブラインドのカテゴリーに分け、ブラインドに関しては晴眼者でもアイマスク着用で参加可としました。
入念にオブザベーション

女性の参加も目立ちました


はるばる奈良から飛び入り参加された方も

勝負シャツ

ビギナー、ブラインド両カテゴリーで参加したT村氏

狭!!

カッコえぇ~

ひと休みのち…

トライ

登る息子

見守る父親

奥村4:50

伝説のクライマー遂に復活!!!!


その契機となった愛娘

ビギナークラスでは、『孤高の人』ことI野文太郎氏が、最近めきめきと力をつけてきているA部さん、梅○さんを抑えて優勝。
右がI野氏。左がA部さん。

ブラインドクラスでは、先日行われた視覚障碍者クライミング世界選手権にも出場されたHさんが、3課題を1撃して優勝。
中央がHさん、左K平さん、右T村さん

Hさんの優勝は、アイマスクを付けて同カテゴリーに参加した晴眼者2人を抑えての結果でした。
NPO法人モンキーマジックの「No Sight But On Sight!」という言葉をまさに体現した結果と言えるでしょう。
ちなみにその世界選手権B3カテゴリーで見事2位入賞したM岡さんは、残念ながら今回は不参加でした。
M岡さんならおそらく晴眼のビギナーカテゴリーでも優勝を狙えたのではと思います。
真ん中がM岡夫妻

オープンクラスは、やはりニコルI佐が全課題1撃完登で圧倒。
この辺りは予想通りとして、それに続くキャノンボールN々下氏らも今まで以上に肉薄してきているのを感じました。
ちょっとなめて簡単にし過ぎたじゃろうか…。
ニコルI佐

キャノンボールN々下

ムーバーY内

さて、このオープンカテゴリーのみオンサイト方式で決勝を行いました。
決勝課題は本当は2本の予定だったのですが、時間の都合で1本に。
決勝進出者

決勝課題は160°壁のど真ん中を行く少し長めのルートチックの課題。
ルーフの抜け口辺りに少しひねりを加えました。
オブザベ中

アイソレーションにて

集合

さぁ行こうか


ラモン・ジュリアン・プッチU原

いいですなこの一体感

黒潮氏

これまた皆が予想外の大健闘。6人中4人がボーナスとってるし…。やっぱり甘く見すぎたわ。
ムーバーY内

キャノンボール改め野N下きんに君


フック技では定評のあるパギャナベ氏

けどお手上げ

優勝は、予選の強さそのままに終了点タッチまでに迫ったI佐氏の手に。

出し切った!!

とうちゃんかっこいい!!

集合Ⅱ

コンペ後は、そのまま忘年会に突入。藤岡御大から直々に日ノ御子ボルダーのトポが渡され、開宴となりました。





なにやら始まりました

マサズミーさん、出番ですよ


…とまぁ、半ば思いつきで企画したコンペ&忘年会で、いろいろと不備もあり、参加者の皆さんにはご迷惑をおかけしたとは思いますが、とりあえずは無事終えることができてホッとしています。
今回観戦だけだったけど出てみたいと思った方。観ておもしろい、出てさらにおもしろいのがコンペ。
来年からは定期的に(本当の)ミニコンペも開いていきますので、是非ご参加ください。
それではまた。

あ、日ノ御子ボルダーのトポ(ガイドブック)はこちらで販売してますよ。
